人材育成

なぜこんな当たり前の事ができないの?ダメ社員で悩む前に考えること

当たり前のことが出来ない社員

 

どこの会社でも「社員に関する悩み」は尽きません。

特に多いのが「当たり前のことができない」という悩みです。

 

弊社で5S活動の研修をさせて頂いている企業様の上司の方からも、よく「そんなん言わなくても当たり前のことじゃないですか?」というご意見を聞きます。

この悩みをどのように解消していけばよいかを解説していきます。

 

例えば部下が、仕事が終わって作業台を片付けずに帰宅し、翌日はまたその状態から仕事をするというやり方をしていたとします。

それは部下にとっては「効率のいいやり方」。

でも上司にとっては「出したものは帰る前にちゃんと戻す」のが当たり前なので、「当たり前のことができない」ということになります。

 

でも、上司にとって当たり前・常識だと思うことでも、部下にとって当たり前じゃないことはたくさんあります。

時代や育った環境が違えば、当たり前は違います。

 

会社の場合は、いろんな人が集まっているので、いろんな価値感があります。

この「当たり前の価値観が違う」という問題を解決すれば、随分悩みは解消します。

 

自分が「当たり前」「常識だ」と思うようなことを、部下にやってもらいたいのであれば、「なんでそんなことができないの?」で済ませるのではなく、社員さんと話し合い、合意のもと、それを社内のルールにしていってください。

 

「何でもかんでもルールにしていったら、会社がルールだらけになる...」

と思われるかもしれません。

 

でもそんなことにはなりません。

みんなが決めたことを、当たり前にできるようになれば、いちいちルールを意識することはなくなります。

 

『5S活動』は、まず会社の整理整頓を行っていく活動ですが、本質は「みんなでルールを決めて、それをみんなで守っていく」活動です。

こうした方が働きやすいよねということを、一つひとつ形にしていくことで、安全で、効率的で、快適に業務ができる職場に変わっていきます。

 

反対に会社にルール、つまり「基準」がなければ、常に誰かが不満に思っていたり、ワンマン経営になってしまいます。

また「当たり前だと思ってやってきたことが、実は効率が悪かった」ということは往々にしてあります。

 

時代や人が変化していく中で「当たり前を疑うこと」はとても重要です。

みんなでその都度しっかり話し合って、会社に基準となる当たり前(ルール)をどんどん作っていきましょう。

 

 

ルールを作っても守れないときは、「無意識に守れる仕組み」を作りましょう。

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