5S活動の研修をさせていただく中で、活動が盛んでよく進んでいる会社のある傾向に気づきました。
それは女性社員が活躍してくれていることです。
今回は女性社員の5S活動積への極参加のすすめについてお伝えしていきます。
女性の5S活動への積極参加のすすめ
過去に研修と担当している会社の社員さんから「5Sグループに女性社員が一人加わってから、活動を忘れている男性社員に連絡してくれたり、現場で忙しい時に代わりにやってくれる。自分も可能な限り協力しないといけないという気持ちになった。」というご意見がありました。
男性よりも女性の方が気が付きやすく、こまめで気が回ります。
そのため5S活動でも力を発揮してくれることが多いです。
その他にも「女性社員がグループリーダーになってから、よく指摘されるので、やらざるを得なくなった!」という意見もありました。
5Sの研修で社員さんで話し合いをしてもらっている時、男性社員同士で指摘し合うのは立場などもあるので気を使われているのかな?と感じることがあります。
でも女性社員から男性社員に伝えるときは、あまり気を使わずストレート伝えられているようです。
もし5S活動がなかなか活動が進まない、リーダーシップをとって動く人がいないと感じるときは、一度女性の方にリーダーやまとめ役をやっていただくと、変化があるかも知れません。
パートさんの5S活動への参加
女性社員さんに加えて、パートさんの5S活動への参加もお勧めします。
会社によっては5S活動にパートさんも参加していることがあります。
パートさんも大半が女性で、男性社員とは違う視点を持っておられます。
普段から女性ならではの客観的な視点で見ておられるので、会議などに参加してもらうと現場の問題などについて社員とは違った貴重な意見を得られることがあります。
また5S活動会議を通して、パートさんが普段から抱えている業務の悩みなども知ることもでき、お互いの理解が深まります。
それがパートさんたちの環境改善、モチベーションアップにもつながり、離職率が低下します。
パートさんがいらっしゃる会社さんは一度5S会議に参加してもらい、意見を聞いてみてください。