これから5S活動(3S活動)に取り組まれようとお考えのあなた、もしくは活動がなかなかうまくいかないと悩まれているあなたにお伝えします。
活動は整理・整頓・清掃をする活動ですがそれが目的ではなく手段です。
片付けたり綺麗にしたりすることももちろん大事です。
でももっと重要なのはその先にある「社員1人ひとりが気づける人になること」です。
例えば5S活動が出来てくると社員1人ひとりに「おや?」
という「気づき」が増えてきます。
この「気づき」が増えてくると問題が見えるようになったり解決のアイデアが生まれるようになってきます。
そして少しずつ社員が会社を自分のことのように考えられるように変化してきます。
そうなると5S活動は自然に自動的に進んでいきます。
そういう状態に持っていくためにあなたの会社で徹底してもらいたいことがあります。
①ルールを徹底して決めること
②ルールを徹底して守ること
(守れる仕組みを作ること)
です。
ルールを守る仕組み作りを徹底すれば社員の習慣が変わってきます。
習慣が変われば、1人ひとりの日々の行動が変わってきます。
もちろんいい方向に。
社員の行動がいい方向に変わってくこれば会社がいい方向に変わってきます。
そのいい習慣を作るための手段が5S活動なのです。
5S活動はここを抑えて始めないと企画倒れになります。
これから5S活動を始められるときは是非ルールを決めて、守れる仕組みを作ってください。