スマイルシステムサポートの上石です。
先日、稲盛和夫さんの本「心と生き方」を読みました。
そこで、以前に何かで見た
安岡正篤さんのおっしゃっていた
三識(知識、見識、胆識)
という言葉をこの本で久しぶりに目にしました。
これは
「知識・見識・胆識の三識が兼ね備わってはじめて人物の器量となる。」
というものです。
この三識の意味は、
まず「知識」が、
その事柄について本やテレビなどの情報から知っているという段階。
そし「見識」というのは、
物事の本質をとらえ、それに対する確かな考え方、
見方をし、すぐれた判断力があること。
最後の「胆識」とは、見識を備えて実行できることです。
私自身、経営者になってから、この三識はかなり意識して、
「今、自分はこの分野においてどの段階やろ?」
と、判断基準にもしてきました。
経営をしていく中で
見識がある方はいっぱい出会いますが、
「胆識」を備えた方は
なかなかお見かけしないです。
そして
「この経営者みたいになりたいな!」
と自分が思うときというのは
だいたい「胆識」を備えた方のような気がします。
私も経営者の端くれとして、
そんな経営者になりたいと思っている
今日この頃です!