3S導入企業様インタビュー01

お客様の声 伊藤 雄一郎 様

社員が自分たちで考えて、自分たちでアイデア出して良くしていくということに自信が出てきた。真剣に仕事に対して考える。 どうすれば早く出来るか、どうすれば上手くいくか、どうすれば一番効率がいいかを自主的に考えてもらえるようになりました。

有限会社 伊藤歯車製作所

代表取締役 伊藤 雄一郎 様

伊藤歯車伊藤 雄一郎様

伊藤歯車さんが3S・5S活動を取り入れた目的はなんですか?

うちは製造業なんですで、加工不良がすごく頻繁に起こっていたこと。
それから社員さんの自主性に疑問があったので、その辺を発揮してもらえればなというのが最初の目的でしたね。

3S・5S活動は、スマイルシステムサポートがサポートする以前から自社でも行っていたんですか?

古くはうちの父の時代にQC活動に取り組んでいたようですが、いつの間にかやめてしまいました。 最近では、加工不良が起こる原因が、作業環境にあるんじゃないかと考えるようになり、毎週金曜日、全員参加で掃除をやってました。

その取り組みでは本質的な所の改善はできなかったということですか?

ちょっとは良くなったんですけど、コミュニケーションが目的の掃除になってしまって、すぐに頭打ちになりました。

スマイルシステムサポートに依頼された時、何を期待して3S・5S活動のコンサルティングを依頼されたんですか?

ちょうど他社で3Sに取り組んでいる会社さんを見に行く機会があって、その時ものすごく刺激を受けたんですよね。 作業効率であったり、不良を起こす件数であったり。 それで「うち、やっぱりこれや!」と確信したのが最初のきっかけ。 しかし、「取り組んでやっていこう!」と思ったときに、どうすればいいか分からなかった。 何からすればいいか、特にどう続けていったらいいか分からなかった。 だからスマイルシステムサポートに是非やってもらいたいなと思いました。

外部から私たちがコンサルティングに入って、3S活動を導入した時の、社員さんの一番最初の反応はどうでしたか?

「3S活動はやった方がいい」と、みんな思ってたと思うんです。 でも、いざやるとなると「ほんまにやんの?」っていう感じがあったのと、「どうせ続けへんやろう」「言ってる間だけやろう」と思われていたのではないかと思います。

伊藤歯車さんは3S活動を始めてもう2年ですが、1年目にどんな変化があったか教えて下さい。
まず従業員の気持ちの変化はありましたか?

(3S活動を)一年間ちゃんと続けて、どこを省くわけでもなく、ちゃんとスケジュールをこなしたことで、「社長は本気なんや」と思ってくれたのではと思います。 それで「やらなあかんのやったら...やるしかないか」と。毎月(コンサルが)来るし、諦めてくれたかなと笑

社内の雰囲気に変化はありましたか?

まず見た目が明らかに変わりましたよね。完全にスッキリしました。 (社員も)見た目が変わったことを、うっすら感じてたと思うんですけど、うちの会社に来る取引先さんが、みんな口を揃えて「めっちゃ綺麗になったな」「めっちゃすっきりしたな」って言ってくれたんですよね。 その言葉で、みんなが「ほんまに綺麗になったんや、うちの会社」って、実感し始めたんかなと。

作業効率に変化はありましたか?

作業効率も考えてやるようになりました。 まず見えないところで言うと、モノを探してる時間というのが、かなり少なくなってると思うんです。 そのことで作業効率は格段に上がったんじゃないかなとは思います。

不良品率に変化はありましたか?

不良品率も減ってきてますね。 今、「連続無不良日」と言って、連続何日間不良なしの日を続けられるかというのを、記録として毎月目標を掲げて、 基本的には丸2週間不良が出ないというのを目標にやってるんです。 それをやり始めて2年か3年は全く達成できなかったんです。それこそ3日,4日いったら不良が出て。 それが去年は3、4回達成。今年に入ってからも、いきなり1回達成してるので、今年はもっと上回りそうです。

売り上げに変化はありましたか?

良くなってきましたね。今景気が良くなってきたというのもありますが、やっぱり工場を見に来てくれたお客さんが、すぐに発注をくれる。「整理整頓されてるね」と。
そういったところを評価してくれて、「ここに出しといたら精度は間違いないやろう」という信頼感を、工場を見に来てもらうことで、勝ち得ていると思います。

今年で3年目になる3S活動ですが、1年目と2年目とでは、変化がありましたか?

2年目に入ってからは、ちょっとマンネリ気味なところや、各グループでの温度差がありましたが、逆にやってる所(部署)がどんどんやっていってたので、それに刺激されることで、他のところも活性化されてきたところはあります。 あとは、真剣に自分たちの仕事に向かっていくようになった。

伊藤歯車さんにとって、今後も3S活動は必要ですか?

ずっと続けていくべき活動です。

3Sをやって一番良かったことは何ですか?

自分たちで考えて、自分たちでアイデア出して良くしていくということに、自分らに自信が出てきたかなってすごく思うんですよね。 それに対して僕もすごく嬉しい。 仕事に対して真剣に考える。どうやったら早く出来るんか、どうやったら上手いこといくんか、どこにモノを置いたら一番効率がいいんか、ということを自主的に考えてもらえるようになったと感じますね。

スマイルシステムサポートのコンサルティングを受けて良かったことは何ですか?

スマイルさんの研修を受けて良かったなと思うのは、「なんでそれをせなあかんのか」っていう、しっかりとした目的のレクチャーがあったこと。 同じ製造業じゃない、完全に異業種の目線でしゃべられたことに、最初は反感もあったかも知れませんが、僕や会長が話すよりも、響いたのではと感じています。

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